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バイクとキャンプと旅の話

水曜どうでしょうに影響されて原付ベトナム縦断した時の回想 12日目

2019/03/13 原付ベトナム縦断12日目

 

11日目はこちら

en-wanderlust.hatenablog.com

 

 

ダラット HIMALAYA PHOENIX DALATホテルから。

 

この日も天気ヨシ!というかずっと晴れてる。

 

高原の町ダラットから駆け下りて、海辺の町ファンティエトへ向かうルート。

 

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出発してすぐ、ダラットでは有名らしい教会に寄った。

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残念ながら朝早いからか開いてなかった…。

 

 

 

 

気を取り直して、走る走る走る!

 

この日のルートはほぼ山中で、カロンソングマオ自然保護区の中を突っ切るルートなので、風光明媚が楽しめた!

 

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映画ジュラシックパークにこんな風景があった気がする

 

標高が下がってくると森が消えて、荒れ地になった。

 

アジアハイウェイではないから交通量がまったく無いのも良い。

 

アメリカ西部みたいな景色で、ここも走ってて気持ち良かった!



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DT716号線からは通称「白い砂丘」が見える。

 

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他の砂とは色が全然違う



白い砂丘をバギーに乗せられて巡るツアーがあるらしいが、調べた感じ、景色全部が砂丘になるような絶景ではなさそうだったので辞めた。

 

バギーを自分で運転できるなら行きたかったかも。

 

せっかくなので砂漠の道?をちょっと走ってみる。

 

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これでも全然雰囲気出たので満足したw

 

716号線は馬鹿馬鹿しいぐらい広い道。交通量が皆無なのに何でこんなに広いのか謎!

 

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楽しくなってきてまた砂漠へ突入する!

 

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死ぬほど暑いので遊ぶのはほどほどにして町へ向かう。

 

海が見えた!海が見えるとテンション上がるのはなぜだろうか。

 

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ファンティエトの町に入る手前、今度は通称「赤い砂丘」があった。

 

歩いてすぐ入れるものの、すぐに丘なので先が見えず、どこまで続くのかわからなかった。

 

やっぱり暑すぎるので引き返す!

 

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帽子を被らないと熱中症間違いなし!

 

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誰かに写真を撮ってほしい筆者

 

砂漠でホッカイダー(北海道のライダー)Tシャツ着てるとか、我ながらギャップがすごい。

 

 

 

 

 ファンティエトの町 サンライズ ビレッジ ホテル到着

海沿いにあるホテルに到着。 

 

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行きたい観光地が近くにあるので、荷物を置いてすぐ出発する。

 

目指すは通称「妖精の渓流」。ベトナム語だとスイティエン。

 

入り口は、普通の道路橋の下なので、隠しダンジョンに入っていくような感じでワクワクした。

 

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足首ぐらいの深さの小さな渓流を歩いて行く面白い観光スポット。

 

このために登山靴からサンダルに履き替えた。

 

ゴールは小さな滝らしいので、そこまで歩くことにした。

 

水紋が独特というか、何かの足跡みたいで面白い。

 

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サンダルを脱いで裸足で歩くと細かい砂という泥が気持ち良い。

 

川の両側に売店が並んでいて果物とかを売っている。

 

門みたいな所で料金を払ってさらに奥へ進む。

 

先ほどの白い砂丘とも赤い砂丘とも違う、ツートンカラーの地層が現れた。

 

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ここがなぜ妖精の渓流と呼ばれるかはわからないけど、なんとなく異世界じみた光景なので、ぴったりなネーミングだと思う。

 

白と茶色の砂粒が混ざり合ってピンク色に見える砂紋も綺麗だった。

 

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大体の観光客は鮮やかな谷を見て帰って行くけど、せっかくなので奥まで行くことにした。

 

カラオケを大音量で流す食堂を通り過ぎる。

 

うっ…頭が…。ていうか何この立地w

 

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水深が膝まで深くなるうえに、水底が見えないからとても怖い。人もいない。

 

ワニとかピラニアがいてもわかんねえな…と考えつつジャブジャブ進む。

 

映画「ランボー」とか「プレデター」でこんな景色見た気がする…。

 

 

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俺の横にはシルベスター・スタローンシュワちゃんもいないから心細い。

 

 

でも水がだんだん無くなって、なんか変な岩が見えてきた。

 

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あっけなくゴールの滝に到着wここで行き止まり。

 

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川の深い区間が怖かったぶん、最後があっけなさすぎてちょっと残念だったけど、珍しい地層が見れたし、ゲリラな雰囲気も味わえたし、満足だった!

 

 

 

また来た道を戻ってホテルへ。

 

ホテルの部屋には小さいベランダもあったけど、隣の部屋の人が出てきたらなんか気まずいからくつろぐのは無理。

 

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ホテルには小さいプールもあったけど、掃除中で入れなかった。

 

今思い出すとでもすごくリゾート地なホテルだった。

 

料金も2497円と、この縦断の旅で初めて2000円超えた。

 

でもユニットバスは暗いしそんなに良い部屋ではない。

 

晩飯はホテルの近くの食堂でカルボナーラ。飲み物はいちごのヨーグルトみたいなやつ。

 

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ついに明日がラストラン。

 

距離が長いし久しぶりの大都会で交通量が怖いけど頑張るぞ!と意気込んで部屋の電気消したらコレだよ。

 

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ライトセイバーかな?

 

これが常夜灯なんだけど、ベッドで仰向けになるとこれなので、落ち着けるわけがない。常夜灯って言っていいのこれ?

 

 

旅の最後の宿で確信した。ベトナムの一人旅の宿って恋人2人で使うことが多いから、夜の営み的なのを考えてロマンチックなのかもしれん。

 

ぼっちからしたら余計なお世話だよ!と考えつつ寝るのでした。